
サイトに掲載する写真。WEB担当者が撮影するときのポイント。
2019-04-09 | web
サイトを作る人です。
写真が趣味です。
いつもは、好きなものを好きなだけ。
好きなように撮りちらかしているわたしですが、お願いされて撮るときには気をつけていることが。
今回撮影したのは・・
撮影させていただいたのは、WEBサイトにCMSを導入してくれるサービスのインタビューページです。
ホームページ動的化サービス「DOTEKI(ドーテキ)」導入事例:株式会社 tegusuさま
ご興味ありましたらぜひぜひお問い合わせください。
ではでは、今回撮影させていただいて気がついた「サイトに掲載する写真を撮るときのポイント」をいくつか書いてみたいと思います。
失敗しない最大のポイント。それは「使いやすい写真」
プロのフォトグラファーさんたちはいろんなことを考慮して写真を撮ります。どんなシチュエーションでも「最適」を選べるのがプロの仕事。
撮る側も撮られる側も。見る人に意図が伝わる写真を撮りたいけれど、作り込みすぎても不自然で違和感が…。
なかなか難しい一発勝負の最大のポイント。それは「使いやすい写真」です。
使いやすい写真ってなんだろう・・?を、制作者目線で考えてみました。
ページのデザインを考慮した構図
ページの構成によっては、正方形や円形など写真をリサイズするケースも。
上半身を写すときは特に、リサイズを前提に少し距離をとって撮影した方が使いやすい写真になります。
また、写真の上に文字を載せるケースなどもありますので、最終形に合わせた撮影が必要です。
ページの雰囲気に合うホワイトバランス
今回の撮影場所は蛍光灯と電球が混在。
見た目に近い温かさが出るようにホワイトバランスを調整しています。
どんなページにしたいのか。編集はするのか。
主旨や構成を事前に確認しましょう。
置きピンと連写
ピントがお顔に合っていることがマスト!
動きがあるシチュエーションだとなかなか難しいので、置きピン。
ピントを固定して表情を狙います。
水族館で金魚を撮影したときに学んだ小技。これです↓
普段は連写しませんが、枚数を撮っておくのは安心材料です。
露出とISOと絞り
お天気や時間帯、シチュエーションによって大きく変わる光の加減。
前もって準備したり、ベストなロケーションが用意できればいいのですが、なかなかそうも行かないものです。
窓があるのかないのか、照明の位置や明るさ、撮影者と被写体の距離・・などのあらゆる条件に対し、設定はその場で判断しなくてはいけません。
室内での撮影ではだいだいこんな調子で設定してます。
・ISO:800で調整。暗い場合は1600(これ以上はノイズに注意が必要)
・露出補正:0から+1.0(白飛びしないよう、ややアンダー気味)
・絞り:F2.8〜4.6ぐらい。シャッタースピードは適宜
使用したカメラとレンズはこちら。
・Camera:NIKON D3300
・Lens:TAMRON SP 45mm F1.8 Di VC USD
伝えたいことは少なめに。足りないぐらいが丁度いい
主役と背景。そして、ストーリー。見た人が想像できるような余白を残す。
伝えたいことは足りないぐらいで丁度いいのかも・・というのは、上手な人の写真を見るといつも思うことです。
一番難しいところ・・!
ですが、ページの意図や言葉を伝えることが目的なので、安定した構図での撮影を心がけましょう。
また、写真を選定するときは、構図、ピント、表情などを考慮して選ぶと臨場感が伝わります。
多くの情報を語る、写真。
写真があるとないとでは、ページの印象は全く異なります。
テキストでの説明ではなかなか伝わりにくい情報も、1枚の写真であっさり伝えることができていたり。
プロフィール写真、商品写真。それからちょっとしたページに掲載したい写真などは現場のWEB担当者さんが自ら撮影する機会もあるかと思います。
自分たちでWebサイトのコンテンツが作れるというのは強みです。
時に言葉よりも雄弁な写真の力を、ちょっとしたページでも使ってみてくださいね!